@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000876, author = {栁田, 浩己 and 安藤, 明彦 and 岡田, 健太 and 長坂, 昌一郎 and 石橋, 俊 and 小谷, 和彦 and 長谷川, 修 and 谷口, 信行}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {神経伝導検査は,糖尿病神経障害を含めた末梢神経障害の評価に極めて有用である。その測定値は年齢や身長の影響を受けやすいとされるが,こうした影響に関する本邦の健常者での検討は少ない。今回,健常者ボランティアで年齢・身長・性別と,神経伝導検査各指標との関連を検討し,併せて当院での神経伝導検査基準範囲の設定を行った。神経伝導速度のほか,振幅・潜時・持続時間及びF波に関する各指標の基準範囲を求めた。年齢は上下肢の活動電位振幅と負の相関,身長は上下肢の活動電位振幅と負の,潜時と正の相関を認めた。F波に関しては,身長と最小潜時との間に正の相関(相関係数:正中0.79,脛骨0.78),平均潜時との間に正の相関(相関係数:正中0.76,脛骨0.72),最大潜時との間に正の相関(相関係数:正中0.66,脛骨0.64)を認めた。性別において多指標で有意差を認めたが,性別間の身長差・体格・解剖学的特徴に伴う差異が考えられた。軸索障害の指標として振幅の評価は重要であり,年齢・身長・性別の影響に関する留意が必要だが,今回の基準範囲設定により今後の診療への寄与が期待される。}, pages = {71--72}, title = {健常者の末梢神経伝導検査に与える年齢・身長・性別の影響-自治医科大学附属病院における基準範囲の設定も含めて(第38巻 正誤表)}, volume = {42}, year = {2020} }