@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000866, author = {長尾, 菜摘 and 矢部, 寛樹 and 原口, 裕美子 and 渡邉, 萌理 and 小橋川, 剛 and 八子, 徹 and 南家, 由紀 and 小竹, 茂}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は72歳男性。当院リウマチ外来受診1か月前に前医で肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌多糖体ワクチン:PPSV23)の接種を左上腕外側に受け,翌日に接種部位の腫脹と両股関節痛を生じた。翌々日,近医整形外科を受診し,C反応性蛋白(CRP)値9.0 mg/dLの炎症所見を指摘されたが,リウマチ因子(RF)陰性であった。接種5日後に両肩関節と両膝痛を自覚し,次第に寝返りやベッドからの起き上がりが困難となった。接種2週後に左手関節の痛みと腫れを生じ,当院内科を紹介受診した。ワクチンの副反応が疑われロキソプロフェンを処方されたが関節痛は改善せず,当院リウマチ外来を受診した。左手及び両足に浮腫と多数の圧痛関節を認め,RFは弱陽性ながら陽転化しており,ワクチン接種を契機とし新たに関節リウマチ(RA)を発症したと考えた。プレドニゾロン(PSL)内服治療(15 mg/日)を開始し,CRP値および病勢は次第に低減した。PSLはメトトレキサート併用のもと漸減中止され,RAの臨床的寛解は維持された。}, pages = {35--40}, title = {23価肺炎球菌多糖体ワクチン(PPSV23)接種後に発症した関節リウマチ}, volume = {42}, year = {2020} }