@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000860, author = {堤内, 路子 and 北村, 明日香 and 眞山, 英徳 and 﨑山, 快夫}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {背景:近年小児期発症疾患を有する患者の多くが成人期を迎えるようになった。加齢に伴う合併症の対応や成人期における自立支援のために,小児・成人診療科間での移行期医療(トランジション)が重要である。当院におけるトランジションの現状を調査し,今後の課題を検討した。方法:2005年から2018年に経験したトランジション症例を,診療録を用いて後方視的に検討した。結果:58例のトランジションを経験した。背景疾患はてんかん33例,重症心身症児(者)22例,発作性運動誘発性舞踏アテトーゼ3例であった。てんかん患者の63.6%は精神遅滞などにより自立の図れない症例であった。重症心身症児(者)の45.5%は何らかの呼吸栄養補助療法を必要とし,小児診療科や訪問診療医,看護師,福祉サービスとの連携が欠かせないケースが多かった。結論:トランジションにおいては医療体制整備と患者自立支援が必要で,医療機関や各関係職種との連携が重要である。}, pages = {1--7}, title = {小児期発症疾患の成人神経内科へのトランジションにおける課題}, volume = {42}, year = {2020} }