@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000080, author = {塩川, 宏郷}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {【目的】少年司法(矯正医療)の領域において小児科医の役割を明らかにすることを目的とした。 【対象および方法】平成23年1月~平成24年12月の2年間に東京少年鑑別所に入所し,医務課診療所を受診した少年を対象とした。診療録を用いて診断分類・治療内容等について検討した。 【結果】この期間に医務課診療所を受診した少年はのべ1651人(男子1240人,女子411人,平均年齢17.8歳)であった。疾病内訳は,内科系疾患36%,精神科疾患20%,ついで皮膚科疾患が18%を占めた。内科系疾患では呼吸器系疾患が多くついで消化器系疾患であった。精神疾患では睡眠障害が36%,注意欠如多動性障害が18%,広汎性発達障害が14%であった。皮膚科疾患はアトピー性皮膚炎が大半をしめたが,ケジラミ感染や疥癬など,専門的な知識と対応を求められることがあった。また,婦人科疾患は全体の4%であったが,性行為感染症35%,月経困難20%,妊娠17%であり,外部の医療機関との連携が必要であった。 【結論】少年司法における小児科医の役割は,思春期総合医療を提供することである。}, pages = {135--138}, title = {少年司法における思春期医療-東京少年鑑別所医務課診療所受診例の検討}, volume = {36}, year = {2014} }