@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000079, author = {八坂, 剛一 and 山岸, 利暢 and 田村, 洋行 and 藤原, 俊文}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {【目的】救急隊は少人数の活動である事,狭い家屋などの環境要因により,心肺蘇生の質を保つ事が困難である。そこで,自動心肺蘇生装置(AutoPulse®)の有用性を検証した。【対象と方法】救急車にAutoPulse®を配備して,2009年8月から2010年4月まで使用した。対照として,2008年度心肺停止症例を用い後ろ向きに検証した。 【結果】AutoPulse®群14例,非AutoPulse®群25例。AutoPulse®群は,目撃なし,bystanderなしの症例が多く,初期波形asystoleが92.9%を占めたが,予後は心拍再開率42.9%,24時間生存率14.3%,社会復帰率7.1%で,非AutoPulse®群と有意な差を認めなかった。また,AutoPulse®群は,現場滞在時間が約1分短縮されていた。1例の社会復帰症例は,目撃あり,bystanderなし,初期波形asystoleの症例で,心拍再開まで32分を要したが社会復帰できた。 【まとめ】病院前蘇生におけるAutoPulse®の使用は,救急隊の負担軽減,現場滞在時間の短縮につながる。また,質を保った絶え間ない胸骨圧迫が可能となり,心拍再開率,社会復帰率の増加が期待される。}, pages = {129--134}, title = {病院前蘇生における自動心肺蘇生装置(AutoPulse®)の有用性の検証}, volume = {36}, year = {2014} }