@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000077, author = {中村, 考伸 and 塚原, 理恵子 and 小山, 尚俊 and 飯田, 絵理 and 正木, 真澄 and 堂本, 隆志 and 柳林, 聡 and 加倉井, 真樹 and 梅本, 尚可 and 山田, 朋子 and 出光, 俊郎}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例70歳女。数年前からの右臀部皮膚腫瘤を主訴に受診した。臨床的に右臀部に単発でカリフラワー様の,大きさ65mm大の腫瘤をみた。生検で皮膚有棘細胞癌と診断した。CT検査では所属リンパ節転移及び遠隔転移は認めなかったが,拡大切除後,鼠径リンパ節転移と肺転移が出現した。リンパ節転移と肺転移が進行するにつれて白血球増多症(74100/μl)と高カルシウム血症(13.4 mg/dl)がみられるようになり,検査の結果G-CSF357pg/ml(n<39pg/ml)とPTHr-P25.2pmol/l( n<1.1 pmol/l)の上昇も認めた。カルボプラチンとエピルビシンの投与を行ったが効果なく,緩和ケアとして放射線照射を行った。 初診6ヶ月後に肺転移による呼吸不全で死亡した。白血球増多症と高カルシウム血症は腫瘍がG-CSFとPTHr-Pを産生したためと思われた。G-CSFおよびPTHr-P産生有棘細胞癌は極めて稀であり文献的考察を含めて報告する。}, pages = {119--122}, title = {臀部に生じたG-CSF およびPTHr-P 産生有棘細胞癌の1例}, volume = {36}, year = {2014} }