@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000074, author = {関澤, 大輔 and 長坂, 昌一郎 and 高橋, 仁麗 and 大須賀, 淳一 and 石橋, 俊}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は57歳の女性。抗甲状腺薬で寛解しないBasedow病に対して,入院14日前に放射性ヨード内用療法を行った。4日前から発熱と頸部違和感が出現し,CRP上昇も認めたため入院となった。破壊性と考えられる甲状腺中毒症の増悪も認められ,無機ヨードと抗甲状腺薬を再開し経過観察したところ,発熱・CRP上昇は約1週間の経過で軽快した。病態として,放射性ヨード内用療法による放射線性甲状腺炎が考えられた。頸部エコーでは甲状腺内に散在する高エコー領域が認められ,一般的なBasedow病のエコー像とは異なる所見であった。放射線性甲状腺炎は,通常は甲状腺癌に対する高用量の放射性ヨード内用療法後に認められるが,Basedow病に対する放射性ヨード内用療法においても,稀な合併症として注意すべきであると考え報告した。}, pages = {101--105}, title = {放射性ヨード内用療法後に発熱・炎症所見を伴う甲状腺中毒症の増悪を来したBasedow 病の1例}, volume = {36}, year = {2014} }