@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000073, author = {三輪, 千尋 and 千葉, 英美子 and 岩井, 悠希 and 野村, 基子 and 白石, 守 and 渡辺, 恭孝 and 野首, 光弘 and 遠藤, 俊輔 and 小山, 信之 and 小山, 信一郎}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {68歳,男性。肺癌検診で胸部X線写真上,左上肺野の異常陰影を指摘されて当科を受診し,胸部X線写真で壁厚が1~1.5mmの空洞性病変を認め,胸部CTでも左上葉S1+2に20×15mmの薄壁空洞病変を認めた。壁不整や結節上変化は認めず,2ヵ月後の胸部CTでも著変なく経過観察となったが,5ヵ月後に血痰が出現した際の胸部CTにて薄壁空洞病変が38×32mmと増大していた。喀痰細胞診はclass Ⅲであり,FDG-PETでSUVmax 7.8の集積を認め,肺癌を否定できなかったため胸腔鏡下生検が行われた。 術中迅速診断で扁平上皮癌と診断されたため引き続き左上葉切除術が施行され,最終診断は低分化型扁平上皮癌pT2aN0M0, stage IBだったが,術後病理組織所見では菲薄空洞壁にも癌細胞が確認された。薄壁空洞を来す原発性肺癌は稀であるため報告する。}, pages = {95--99}, title = {薄壁空洞を呈した肺扁平上皮癌の一例}, volume = {36}, year = {2014} }