@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000069, author = {山岸, 利暢 and 田村, 洋行 and 八坂, 剛一 and 坪井, 謙 and 藤原, 俊文}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {目的 救急外来での敗血症診療における血液培養の意義を明らかにする。 方法 自治医大さいたま医療センター救急外来を受診し血液培養を施行,全身性炎症反応症候群の診断基準を満たした15才以上の488例を対象として後ろ向きに検討した。 結果 488例中,細菌感染症は414例で110例が菌血症と診断された。検出菌はEscherichia coli 41例, Klebsiella pneumonia 20例,メチシリン感受性Staphylococcus aureus 11例の順で多く,嫌気性菌は6例であった。感染巣別陽性率は心血管系66.7%,胆道系65.1%,泌尿器系50%で高く,呼吸器系4.1%,不明例15.3%で低かった。培養結果には,検査前抗菌薬投与,体温,血清アルブミン,総ビリルビン,血液尿素窒素,血小板数,呼吸器感染,感染巣不明の各因子が有意に関与していた。培養陽性群は陰性群に 比して入院日数が長く死亡率は高かった。 結論 血液培養は嫌気培養や呼吸器感染での適応など改善すべき点はあるが,敗血症診療において必須な検査である。}, pages = {63--70}, title = {救急外来での敗血症診療における血液培養の意義}, volume = {36}, year = {2014} }