@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000609, author = {佐多, 奈歩 and 古宮, かおり and 堀田, 訓久 and 瀬尾, 憲正}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {癒着胎盤のため,帝王切開術中に大量出血をきたした症例を報告する。術中の大量出血が予測され,止血コントロールを目的として,術前に両側内腸骨動脈バルーンカテーテルを挿入し手術を行うことになった。一症例は夜間の予期せぬ出血により,やむを得ず緊急帝王切開術を行った。両側内腸骨動脈バルーンカテーテルは緊急手術であったため使用することができなかった。急速な出血により循環動態が不安定となることがあったが,迅速な対応により,母子ともに救命することができた。もう一症例は,両側内腸骨動脈バルーンカテーテルの使用により出血速度のコントロールが可能であったため,術中の循環動態が安定し無事に手術を終えることができた。癒着胎盤は生命にかかわる疾患であり,緊急時の対応を含めた術前の綿密な手術計画が重要である。}, pages = {91--95}, title = {術中大量出血をきたした前置癒着胎盤の帝王切開術2症例}, volume = {32}, year = {2010} }