@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000538, author = {篠原, 翔一 and 俵藤, 正信 and 林, 浩史 and 井上, 康浩 and 佐藤, 寛丈 and 塚原, 宗俊 and 岡田, 真樹 and アラン, レフォー and 安田, 是和}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は79歳,男性。胆管炎で入院し十二指腸乳頭部癌の診断となったが,偽膜性腸炎による腎前性腎不全・低栄養を併発し手術を延期した。バンコマイシン投与で軽快後に,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術・膵胃吻合を施行した。術後8日目にドレーンAMY高値と混濁を認め術後膵液瘻International Study Group on Pancreatic Surgery(以下,ISGPS)GradeBと診断し,絶食とドレナージによる保存的治療を施行した。しかし,術後1か月に完全膵液外瘻となり一時退院の上,外来管理にて栄養状態の改善を図り術後9ヶ月目完全膵液外瘻に対し再膵胃吻合術を施行した。合併症なく術後経過良好で退院となった。膵頭十二指腸切除術前の偽膜性腸炎には注意が必要で,治療後に栄養状態をみながら手術時期を決定する必要がある。膵縫合不全における再膵吻合は,膵空腸吻合が選択されることが多いが,膵胃吻合は有用な方法である。本例のように,膵胃吻合縫合不全後に再膵胃吻合を施行した報告例はなく,考察を加え報告する。}, pages = {79--83}, title = {膵胃吻合縫合不全に対して再膵胃吻合術を施行した1例}, volume = {41}, year = {2019} }