@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000537, author = {篠田, 大悟 and 白石, 学 and 横山, 野武 and 伊藤, 智}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {53歳男性。食欲不振,胸痛を主訴に当院へ救急搬送された。心筋梗塞に伴う心室中隔穿孔と診断され,IABP挿入後,緊急手術となった。術中所見で前壁中隔に3x2cmとその近傍に2x1cmの大きさの穿孔部がみられ,牛心膜を用いてinfarct exclusion法でパッチ閉鎖した。しかし術後の心臓超音波検査で心室中隔に左右短絡がみられ,右心カテーテル検査ではQP/QSが2.61と高値であり,再手術となった。初回手術で縫合した心筋切開部及び心膜パッチを切開して左室内腔に到達した。初回パッチ閉鎖した部分から基部よりの心室中隔に1x1cmの遺残短絡を認めた。術後91日目に穿孔部に対して直接縫合閉鎖および3x3cm牛心膜パッチを用いて閉鎖した。術後経過は良好であり,再手術後20日目に退院となった。現在外来にて経過観察中である。心室中隔穿孔部パッチ閉鎖術後の遺残短絡に対して再手術を行い良好な経過をたどった症例を経験したので,若干の文献的考察を加え報告する。}, pages = {75--78}, title = {心室中隔穿孔術後の遺残短絡に対する1治験例}, volume = {41}, year = {2019} }