@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000534, author = {五十嵐, 真由子 and 倉科, 智行 and 濱野, 有美子 and 山下, 裕美子 and 斎藤, 新介 and 川田, 和己 and 柴野, 智毅 and 蘆澤, 健太郎 and 高橋, 学 and 岡田, 修和 and 岡田, 健太 and 海老原, 健 and 西野, 宏 and 遠藤, 俊輔 and 石橋, 俊}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {44歳男性。大腿骨頸部骨折を機に前医にて高Ca 血症(13.7 mg/dl ),intact-PTH高値(1910 pg/ml),および甲状腺右葉後下方に4cm大の腫瘤性病変を指摘され,当科に紹介された。99mTc-MIBIシンチグラムで前頸部腫瘤性病変と前縦隔リンパ節と異常集積を認め,副甲状腺癌を疑い初回手術を施行した。摘出標本の組織診断は副甲状腺癌であった。術後約3カ月に縦隔内残存病変又はリンパ節転移が疑われ,縦隔腫瘍摘除・肺部分切除術を施行したが,その6カ月後に両側肺に多発肺転移を疑う多数の小結節が出現した。再手術は困難と判断し,Ca値コントロール目的でシナカルセトおよびデノスマブの投与を行った。初回術後9カ月に一過性の左半身脱力を認め,頭部MRI検査にて多発微小梗塞が確認され,Trousseau症候群に起因するTIAを疑った。その後高Ca血症が増悪し,初回手術後15カ月に急性膵炎を併発し死亡に至った。副甲状腺癌は比較的稀な疾患であり,Trousseau症候群に起因するTIA併発の報告もないため貴重な症例と考えた。}, pages = {53--60}, title = {比較的早い経過で多発肺転移を示し経過中にTIA様症状を来した副甲状腺癌の一例}, volume = {41}, year = {2019} }