@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000437, author = {井上, 賢之 and 横田, 真一郎 and 金丸, 理人 and 森嶋, 計 and 石黒, 保直 and 小泉, 大 and 近藤, 康雄 and 佐田, 尚宏}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は78歳,女性。右閉鎖孔に脱出する嚢胞状構造を認めていたが無症状のため経過を見ていた。下腹部痛を主訴に受診し,右閉鎖孔に小腸の脱出を認め用手的に還納した。その後も嚢胞状構造が遺残していたため,精査を施行,閉鎖孔に滑脱した膀胱ヘルニアと診断し,待機的手術の方針となった。下腹部正中切開を置き,腹腔内より右閉鎖孔を確認した。小腸壁は一部嵌入していたが,軽い牽引で容易に閉鎖孔から還納された。骨盤底腹膜を切開し,大きく張り出した膀胱を右閉鎖孔より引き出し,閉鎖孔と膀胱との間に形状維持メッシュPolySoft®を留置した。閉鎖孔に滑脱した膀胱ヘルニアでは,年齢,状態を考慮し保存的に経過をみることも可能であるが,腸管脱出合併例では積極的な修復手術が考慮されるべきと考えられた。}, pages = {29--34}, title = {閉鎖孔に滑脱した膀胱ヘルニアの1例}, volume = {40}, year = {2018} }