@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:02000135, author = {渡邊, 伸貴 and 伊澤, 祥光 and 新保, 雅大 and 倉井, 毅 and 本村, 太一 and 中野, 裕幸 and 由井, 憲晶 and 山根, 賢二郎 and 杉田, 真穂 and 石橋, 尚弥 and 古橋, 柚莉 and 藤屋, 将眞 and 鷹栖, 相崇 and 田中, 保平 and 新庄, 貴文 and 松村, 福広 and 米川, 力 and 間藤, 卓}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は67歳男性。ダンプカーを運転中,他のトラックに追突し受傷した。来院時ショック状態であったが輸血により改善したため外傷パンスキャンCTを施行した。CTでは,腸間膜の血管外漏出像を認めたため緊急開腹止血術を行った。手術では腸間膜に複数の動脈性出血と横行結腸穿孔を認め,止血術と横行結腸部分切除を行った。腹部コンパートメント症候群の危険因子である大量輸血,腹腔内感染,肥満を認めたため,一期的な閉腹は行わずOpen Abdominal Management(OAM)を開始した。初回手術から8日後,4回目の手術を行い炎症による腸管浮腫で閉腹が困難であったことから,陰圧閉鎖療法を併用したMesh mediated fascial tractionを導入し,20日後に一次筋膜閉鎖を達成した。陰圧閉鎖療法を併用したMesh mediated fascial tractionは,重症腹部外傷などでOAMを行い閉腹困難となった症例に対する閉腹方法の選択肢となる術式と考えられた。}, pages = {41--46}, title = {20日間にわたるOpen abdominal management後,陰圧閉鎖療法を併用したMesh mediated fascial tractionにより閉腹し得た重症腹部外傷の1例}, volume = {46}, year = {2024} }