@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00001294, author = {國府田, 望 and 浜端, 賢次}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {本研究では老年看護学概論の教科書で,身体拘束がどのように記述されているのかを検討した。東日本エリアの看護系大学で使用される教科書7冊の記述内容を検討した結果,4つのコアカテゴリー【身体拘束に関する説明の前提内容】,【身体拘束に関する説明】,【身体拘束に関する課題】,【身体拘束を最小化にする対応や取り組み】が抽出された。全ての教科書も身体拘束原則禁止を記述していたが,一方で身体拘束を使用せざるを得ない現状が記述されていた。この矛盾を解消するために,国・関連学会や協会・組織の取り組み,身体拘束を使用しない・減らすための取り組みなどが紹介されていた。また,身体拘束の実施が「看護師の安心」となっていないか,身体拘束を実施せずに看護を提供できる代替手段の開発や組織文化・風土の醸造も必要である。記述の少なかった言葉による制限等のスピーチロックや身体拘束の訴訟などは,改めて議論していく必要性が示唆された。}, pages = {123--130}, title = {老年看護学の教科書に見る身体拘束の記述内容}, volume = {45}, year = {2023} }