@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000012, author = {佐々木, 正美 and 山田, 穂高 and 浅野, 智子 and 青木, 厚 and 生駒, 亜希 and 豊島, 秀男 and 加計, 正文 and 川上, 正舒 and 石川, 三衛}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {糖尿病ケトアシドーシスでは,明らかな虚血性疾患によらない血清クレアチンキナーゼ(CK)値の上昇を認めることがあり,初期治療や検査に大きな影響を及ぼす。そこで,過去5年間に,糖尿病ケトアシドーシスで入院した全25例について血清CK値の検討を行った。うち,血清CK値が2,000U/L以上に達した症例は3例であった。いずれも著しい高血糖の糖尿病ケトアシドーシスの若年男性で,未治療患者であった。血清CK高値の3例と残りの22例で比較したところ,HDLコレステロール値(29.7±3.8 vs. 47.5±14.0, P=0.048),アルブミン補正血清Ca値 (8.0±1.0 vs. 9.2±0.9 mg/dl, P=0.024),来院時血糖値 (1,614.0±721.8 vs. 962.3±367.7 mg/dl, P=0.017)で有意差を認めた。経過中,血清クレアチニン値の上昇を認めたが,3例とも急性腎不全は併発せず,9~15日後には血清CK値は正常化した。糖尿病ケトアシドーシスにおいて,急速に血糖値が上昇したと推測される症例では横紋筋融解症とこれに伴う腎機能障害に十分に留意することが必要である。}, pages = {49--55}, title = {糖尿病ケトアシドーシスにおける血清クレアチンキナーゼ(CK)高値症例の検討}, volume = {34}, year = {2012} }