@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00001124, author = {久保, 百合香 and 清水, 圭佑 and 阿久津, 博彦 and 相澤, 啓 and 川人, 宏次}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は54歳女性。5カ月前にメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)による肺動脈弁位感染性心内膜炎,敗血症性肺塞栓と診断されたが,抗生剤治療によって軽快した。発熱が再度出現し,全身状態が悪化したため緊急入院した。血液培養でMSSAが検出され,心エコー検査で肺動脈弁に約3㎝の可動性を有する疣贅と中等度の三尖弁逆流を認めた。また,両側肺野には感染性肺塞栓を疑う結節性陰影を認めたため緊急手術となった。手術では疣贅を含めて弁を切除した後,右室流出路/肺動脈弁輪拡大を行って生体弁で置換した。また,三尖弁形成術を併せて施行した。術後経過は良好で,6週間の経静脈的抗生剤治療の後,軽快退院した。皮膚筋炎でステロイド・免疫抑制剤投与中のcompromised hostではあったが,先天性心疾患などの基礎疾患を有さない孤立性肺動脈弁位感染性心内膜炎は稀と思われるので報告する。}, pages = {31--34}, title = {肺動脈弁位感染性心内膜炎の1例}, volume = {44}, year = {2022} }