@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000105, author = {高岡, 良成 and 森本, 直樹 and 渡邊, 俊司 and 津久井, 舞未子 and 廣澤, 拓也 and 村山, 梢 and 礒田, 憲夫 and 山本, 博徳}, journal = {自治医科大学紀要, Jichi Medical University Journal}, month = {Mar}, note = {症例は慢性増殖性糸球体腎炎による慢性腎不全で両側腎移植後の62歳男性。腎移植前に慢性C型肝炎(Genotype1b)を指摘され,IFN単独療法(Peg-IFNα-2a 90μg,24週間)施行したが,治療後1年で再燃し,肝庇護剤やIFN少量長期療法で経過観察していた。直接作用型抗ウイルス薬(direct actingantivirals:DAAs)が保険適応後,Daclatasvir( DCV)とAsunaprevir( ASV)による治療開始とした。蜂窩織炎が増悪したため,治療開始から13日目にDAAを中断したが,sustained virologic response (SVR)を達成した。セログループ1型のC型慢性肝炎または代償性肝硬変患者に使用されているDCVとASVの併用療法は24週間投与で高いSVRが認められているが,12日間内服のみでSVRになった症例はまれであり,また腎移植後の慢性C型肝炎におけるDAAs治療は免疫抑制剤との相互併用があり,若干の文献をふまえて報告する。}, pages = {29--32}, title = {12日間のダクラタスビル、アスナプレビル併用療法でSVR を達成した腎移植後のC型慢性肝炎の1例}, volume = {39}, year = {2017} }