@article{oai:jichi-ir.repo.nii.ac.jp:00000010, author = {村山, 梢 and 礒田, 憲夫 and 東澤, 俊彦 and 渡邊, 俊司 and 廣澤, 拓也 and 津久井, 舞未子 and 宮田, なつ実 and 佐藤, 慎 and 長嶺, 伸彦 and 菅野, 健太郎}, journal = {自治医科大学紀要}, month = {Mar}, note = {2000年からの10年間で経験した当科における劇症肝炎28例について臨床的に検討し,2007年全国調査集計結果と比較検討を行った。平均年齢は53(26~73)歳。男女比は15:13。急性型,亜急性型の比は14:14であった。成因としてはB型肝炎ウィルスが17例(60%)で最も多かった。全例で血漿交換を行い,肝庇護療法としてはステロイドパルス療法が21例(75%)に行われた。生体肝移植は2例(7.1%)行われた。28例中12例(42.9%)が救命され,亜急性型が急性型に比べ救命率が低かった。B型肝炎ウィルスでの劇症肝炎の急性感染は82%が急性型で発症したのに対し,キャリアからの発症は83%が亜急性型であった。2007年全国調査集計結果と比較すると,成因別では全国に比較しB型肝炎ウィルスによるものが多かった。救命率に関しては成因不明の救命率が著しく低かった。治療に関しては当院では亜急性型劇症肝炎の持続的血液濾過透析および肝移植の導入が低かった。劇症肝炎での成因不明の症例,および亜急性型劇症肝炎に対しての救命率の向上が今後の課題と考えられた。}, pages = {33--39}, title = {当科における劇症肝炎症例の臨床的検討}, volume = {34}, year = {2012} }